うめはなつづり

ドラマ感想中心。ほか色々趣味ブログ。

文章が得意なのに「読みやすい文章」が書けない人の特徴と改善策

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

 

副業としてブログを始める人が増えています

 

「文章が得意」という理由でブログを始める人も多いのではないでしょうか

 

私も文章が得意だと思っていました

けれどいざ書いてみると読みやすい文章が書けなかったのです

 

文章が得意なのになぜ読みやすい文章が書けないのかを分析してみたところ

自分がこれまで書いてきた文章とブログの文章は全く違っていました

 

そこで文章が得意なのに読みやすい文章が書けない方向けに

・読みやすい文章が書けない人の特徴

・読みやすい文章を書くために実践している改善策

をまとめます!

文章が得意なのに読みやすい文章が書けない人の特徴

・小説を書いていた

・論文を書いていた

・ビジネスメールを頻繁に作成していた

 

そもそも読みやすい文章って何?

 

インターネット上で商品・サービスのレビューや紹介記事を書くうえでは

「読みやすい文章=短くても意味が伝わる文章」です

 

なぜなら

読者は「最短・最速で問題を解決すること」

を望んでいるからです

 

有名ブロガーヒトデさんの「読みやすいブログ」にするための動画です


www.youtube.com

 

わかってても書けないよ・・

書けない人は以下の特徴にあてはまっていないかチェック!

 

小説を書いていた

今はインターネットで誰でも小説を発表できる時代です

私もインターネットで小説を発表していました

 

小説に必要なのは読者を物語に入り込ませることです

 

小説を書いていた人の文章の特徴

・本当に言いたいことをあえて書かない(比ゆ的表現)

・情景や心理描写が細かい

 

例えば「おいしいりんごジュース」という商品の味を伝えたいとします

 

例)

「おいしいりんごジュース」を飲んで、思わず「おいしい」と声が漏れた。

手に触れるのはコップの無機質で冷たい感触。

それなのに口にはまるでりんご畑のような爽やかな風が吹いている。

※特徴を誇張した例文です。

 

りんごジュースを飲む情景が伝わる代わりに

味が伝わりにくく、文章を読むのに時間がかかります

表現が遠回りでわかりにくい・・・

論文を書いていた

私は一時大学院に通っていたこともあり(※中退しました)、

論文漬けの毎日を過ごしていました

 

学生時代に論文やレポートを書いた経験のある人も多いですよね!

 

論文に必要とされるのは徹底した客観性と説得力です

 

論文を書いていた人の文章の特徴

・理由や確証を細かく書く

・偉そうな文章になる

 

例)

「おいしいりんごジュース」は青森県〇〇市の△△という畑で収穫されたリンゴを使用している。品種は「ふじ」。原材料はリンゴのみ、無添加。一般的に「ふじ」の特徴はしっかりとした甘みと芳醇な香りである。このジュースはその「ふじ」100%のため、甘く香り高い美味しい仕上がりとなっている。

※特徴を誇張した例文です。

 

商品の細かい情報が伝わる代わりに

文字数が多く、難しい文章を読んでいるように感じます

批評してるみたい・・・

ビジネスメールを頻繁に作成していた

ビジネスメールの基本は婉曲(えんきょく)表現です

婉曲表現とは、遠回しで露骨にならない表現です

 

お互い嫌な思いをせずにコミュニケーションをとるために必要となります

 

私はビジネスメールが得意で、よく同僚から添削を頼まれていました

 

ビジネスメールを頻繁に作成していた人の文章の特徴

・遠回しな表現(ワンクッション)

・言い切らない表現

 

例)

「おいしいりんごジュース」を飲んで、私は非常に美味しいと感じました。

ほかのりんごジュースと比べ、とても香り高い印象を持ちました。

よろしければ「おいしいりんごジュース」を飲んでみていただきたいと思います。

※特徴を誇張した例文です。

 

丁寧で優しい文章になる代わりに

個人の感想文となってしまい、商品を買う決め手に欠けた文章になってしまいます

 

では3つの特徴をふまえ

余計な表現をそぎ落とし、簡潔で明確な文章にしてみます

 

例)

「おいしいりんごジュース」は青森県産のりんご100%!

まるでりんごをそのままかじったようなフレッシュさです。

※特徴を誇張した例文です。

 

こちらの方がりんごジュースの味が明確に短い時間でわかりますね

余計な表現が少ないと、味が伝わる!

 

改善のために実践していること

改善しよう!

小説・論文・ビジネスメールすべての文章を書いてきた私は

どうしても余計な表現が多くなってしまいます

 

なかなか「わかりやすい文章」を書けるようにならない理由は

慣れていないからです

 

小説も論文もビジネスメールもパソコンやスマホで読んでいた人は

短い文章は物足りなく、簡潔な文章を失礼だと感じてしまいます

 

小説、論文、ビジネスメール形式の文章に慣れている人は

ネットの文章を見慣れることから始めましょう

 

見慣れるために実践していることを紹介します!

Twitterの投稿をする

Twitterは140文字の文字数制限があります

Twitter投稿をすることで、短い文章に慣れます

 

140文字で言いたいことを伝える練習をしましょう

 

私が決めている投稿のルールはこちら!

・1日1ツイートは必ずする

・フォロー、フォロワーのツイートを読む

・短い文章を恐れずに投稿する

意外と簡単!

 

慣れるためにやっているので、やることを増やさないようにしましょう

 

「有益な情報を入れて・・・」「個性も出して・・・」と欲張ると続かなくなってしまうので注意!

 

ブログ記事の写経をする

わかりやすいと感じたブログ記事の写経をしました

※写経とは本来お経を書き写すことですが

ここで使う写経はブログの記事を書き写すことを指しています

 

写経するブログ記事は

自分と同じジャンルと有名ブロガーさんのブログにしました

 

文章を丸ごとそのまま下書きに打ち込みます

 

※注意※

写経した記事は絶対に公開しないこと

公開するとコピーコンテンツと判断されてしまう危険があります

ほかの人の記事を丸ごと自分の記事として公開するのはルール違反です

写経をした下書きはすぐに削除しましょう

 

文章をそのまま打ち込むことにより

一文の長さ、リズムなど読みやすい文章を体で覚えることができます

 

ここで大切なのはが慣れること

自分の中の読みやすい文章の概念を変えることが大切です

 

慣れてきたら・・・

実践編です。とにかく読みやすさを追求した記事を書きます!

 

写経をしたことで、読みやすい文章と同時に「読みやすいブログ」についての理解も深まっているはずです

 

改行、空白、画像、吹き出しなどどのような配置で構成すると読みやすいのかを体感することができます

 

習得した知識を使ってより読みやすい記事を書きましょう!

 

書くときは以下に注意!

・読みやすい以外の要素を詰め込まない

SEO、アフィリエイト等を意識しない!

・比較するときは過去の自分の記事と比較する

写経したブロガーさんと記事のクオリティを比べない!

過去の記事と比べてみよう!

 

まとめ

私は小説・論文・ビジネスメールすべてをしっかり書いてきました

 

どの文章でもそこそこ「文章が上手」と言われてきてしまったので、

文章が得意と思っていました

 

しかし文章が得意でブログを始めたのに、

「自分の記事が読みづらい」と悩むようになりました

 

なぜ自分が読みやすい文章を書けないのかを追求したところ

いままで自分が書いてきた小説・論文・ビジネスメールと、ブログ記事の文章は全く違うということに気づきました

 

小説・論文・ビジネスメールをしっかり書いてきた方は

自分の文章の「くせ」を今一度点検してみてはいかがでしょうか?

 

 

※小説・論文・ビジネスメールの文章をわかりにくいと否定しているわけではありません

それぞれの文章にはそれぞれの役割があります!

この記事はあくまで副業ブログ(商品紹介やレビューをすることを想定して書いています

 

参考にした書籍を紹介!

 

新しい文章力の教室

インターネット上で読まれる文章の書き方について細かく解説されています

例文が多く、文章が苦手な人にもおすすめの本です

 

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉

文章が得意という自尊心が打ち砕かれた本です

「読者目線で書く」ことと向き合わされました