こんにちは。うめはなです。
おすすめ妖怪漫画の第二弾です!
以前の記事では妖怪たちの日常や人と妖怪の共存を描いている3作品を紹介しました。
今回は妖怪や怪異、幽霊との戦いがメインの作品を3作品紹介したいと思います。
秋の夜長に怖くて面白い妖怪のお話はいかがでしょうか?
虚構推理
原作:城平京 漫画:片瀬茶柴
主人公岩永琴子は妖怪たちの知恵の神、知恵の神といっても人間です。
琴子は幼い頃に妖怪たちに誘拐され、彼らの知恵の神となることを約束したのです。
日々妖怪や怪異たちが琴子のもとに相談に訪れます。
そして琴子の彼氏の桜川九郎は幼い頃に人魚と件(くだん)の肉を食べされられていて、不死身の肉体と不思議な力を持っています。
琴子と九郎の2人が怪異と戦うお話です。
この2人は恋人同士なのですが、琴子の想いが強すぎて完全片想いに見えます。
普段は琴子に興味がなさそうな九郎と琴子の関係も面白いです。
おすすめは第1巻から始まる「鋼人七瀬」との戦いです。
人々の思いで力を増す不死身の「鋼人七瀬」を倒すべく、
なんとインターネット上での「虚構」合戦が繰り広げられます。
九郎が不死身なので肉弾戦もありますが、基本的には頭脳戦です。
これまでにない新感覚の妖怪漫画です!
「化物語」や「3×3 EYES」がお好きという方におすすめです!
2021年にアニメ化され、第二期の制作も発表されています。
そちらも是非チェックしてみてください。
現在15巻まで発売されています!(2021年9月現在)
tactics
作:木下さくら 東山和子
主人公の一ノ宮勘太郎は民俗学者ですが、
妖怪が見える体質で妖怪退治屋もしています。
勘太郎の憧れは鬼より強い「鬼喰い天狗」。
その鬼喰い天狗の封印を主人公の勘太郎が解き、
「春華」と名付けるところから物語が始まります。
名前を付けられた妖怪がつけた人間に使役されてしまうという設定は妖怪好きにはおなじみですよね!
勘太郎と春華で妖怪に関わる事件を解決していくお話です。
戦うシーンもありますが、ほのぼのとした日常のお話もあります。
勘太郎は妖怪を退治せずに説得しようとするなど優しい面もあるのですが、裏では何を考えているのかわからない謎の多いキャラクターでもあります。
物語が進むにつれて、勘太郎がなぜ春華の封印と解くことができたのか、春華が鬼喰いの能力を失っている理由は、勘太郎の本当の目的は、などたくさんの謎が出てきます。
「tactics」は謎が深まる中終了しましたが、「tactics 新設」が連載スタートしています。
「夏目友人帳」や「妖怪アパートの幽雅な日常」がお好きな方におすすめです!
アニメ化もされていますので、是非チェックしてみてください!
「tactics」は全15巻、「tactics 新設」は1巻が発売中です!(2021年9月現在)
さんかく窓の外側は夜
作:ヤマシタトモコ
主人公の三角(ミカド)康介は幼いころから幽霊がみえる体質に悩まされています。
三角の前に現れたのがもう一人の主人公の冷川理人。
冷川は霊能力を使い『特殊清掃(=除霊)』の仕事をしています。
三角のみえる能力と冷川の祓える能力で悪霊トラブルを解決していくお話です。
除霊・お祓いというとお札とか呪文などのイメージをお持ちの方が多いと思います。
しかしこの作品は少し違います。
みえる三角と祓える冷川の2人の魂をつなげて、冷川曰くぶん投げる感じとのことです。
清掃なのでその場からいなくなれば良いのですね。
この作品の好きなところは「信じない人」の「信じない力」がキーになるというところです。
全体的にダークな雰囲気で、悪霊のビジュアルも怖めなのでホラーが苦手な方は注意してください。
「xxxHOLiC」や京極夏彦先生の小説京極堂シリーズがお好きな方におすすめです!
BL(ボーイズラブ)作品ですが、恋愛要素はかなり薄めです。
今年実写映画化されています。
三角を志尊淳さん、冷川を岡田将生さんが演じられています。
主役から脇役までイメージ通りのキャスティングですので、漫画を読んだ方は是非映画もチェックしてみてください!
そして2021年10月よりアニメ放送も開始しますのでそちらも是非!
全10巻発売中です!
実写映画はこちら