こんにちは。うめはなです。
開会式はまだですが、いよいよオリンピックが始まりました。
今日は7/21(水)に行われた、なでしこジャパンとカナダ女子代表戦レビューです。
オリンピックグループステージ日程
7/21(水)19:30~ vsカナダ
7/24(土)19:30~ vsイギリス
7/27(火)20:00~ vsチリ
4チーム中上位2チームが自動的に決勝トーナメントに進むことができます。
男子と違い、3位であっても他のグループの結果次第で決勝トーナメントに進めます。
なでしこジャパン VS カナダ女子代表
試合詳細:7/21(土) 19:30 KickOff 北海道/札幌ドーム
試合結果:1-1
日本
84分 岩渕 真奈
カナダ
6分 SINCLAIR Christine
印象に残った選手
長谷川 唯選手
左サイドでも右サイドでも攻撃的MFとして活躍していました。
正確なキックの精度に加えて、イタリアへ渡って体も強くなった印象です。
長谷川選手がボールを持つと何か起こりそうでわくわくします。
遠藤 純選手
左サイドの攻撃的MFとして後半の途中から出場しました。
左サイドから何度も攻撃をしかけていました。
守備にも貢献していて速さもキックの精度も高い選手です。
全体感想
※辛口注意です。
試合結果は1-1でしたので、勝ち点1を獲得することができました。
格上のカナダ相手に勝ち点が取れたのは良かったなと思います。
今試合のうめはな的MOMは岩渕真奈選手です。
後半の同点ゴールはチームを救う1点でした。
フル出場で苦しい後半でも攻撃に守備に走り回っていました。
岩渕選手一人で11人と戦っているようでした。
素晴らしい選手です。
彼女がもっと活躍できる環境を作ってほしいです。
以下辛口感想ですので、マイナス意見を聞きたくない方はここまででお願いします。
試合内容がとにかくひどかった印象です。
GKはポジショニングと判断ミスが多く、ピンチを招いていました。
DFは寄せが甘く、連携もとれていない様子でした。
特に両サイドバックは攻撃も守備も後手後手で雑な印象をうけました。
ボランチについては守備的なのか攻撃的なのかどっちつかずで、プレーを迷っているように見えました。
攻撃面では最終ラインやボランチからボールが回ってこないので、下がり気味になってしまい、ボールを持ってもシュートまではおろかゴールの近くに行くことすらできていませんでした。
前半早い段階で失点してしまったので気持ちが焦ってしまったのかもしれません。
失点からずっと気持ちが切り替えられていないように感じました。
後半の早い時間でのPKのチャンスが切り替えられるタイミングだったのですが、PKも失敗していまいそのままずるずると持ち直すことができませんでした。
これまでサッカーの試合は代表戦以外も何試合も見ていますが、こんなに闘志を感じられない試合は初めてでした。
コロナ禍での五輪で、無観客になってしまうなど選手たちにとって落ち着いてプレーできる環境ではなかったのかもしれません。
自国開催のプレッシャーも相当あると思います。
結果はもちろん大切です。
けれどもっと闘志あふれるサッカーが見たいと思ってしまいました。
個人的な好みの話になってしまうのですが、実況が苦手でした。
テレビ観戦において実況はかなり重要だと思っています。
チャンスとかピンチのときのタイミングが合わなくて、突然の大きな声にびっくりしてしまうことが多々ありました。
途中フォーメーションを4-2-3-1に変えましたと言っていたのですが、私にはそうは見えず・・。
なでしこの技術力の高さや運動量の多さをほめたいのはわかるのですが、ポイントが違うような気がしてしまいました。
例えば攻め手がなくてパス回ししているシーンでパスの技術の高さを誉めるなど・・。
テレビ観戦の多い私としては実況はかなり大切です。
苦手な実況だと昔は音を消してみていましたが、今は副音声で試合会場のみの音にできるなどいろいろ対策がとられています。
実況は苦手でも解説が聞きたいときに困ってしまうんですよね。
私はテレビ朝日の進藤 潤耶アナウンサーの実況が好きです!
が、この夏アナウンス部を離れられるとのことです。
情報はわかりやすく、けれどとことんサポーター目線の実況でした。
もう聞けなくなるのでしょうか・・。とても残念です。
以上、なでしこジャパンの東京オリンピック初戦のレビューでした。
今後の試合に期待したいです!