こんにちは。うめはなです。
いよいよオリンピックが始まります。
コロナの感染が収束しない中での開催となり賛否両論ありますが、純粋に選手たちには頑張ってほしいなと思います。
今日は7/12(月)に行われたU-24オリンピック日本代表とU-24オリンピックホンジュラス代表との一戦のレビューです。
サッカーオリンピック男子日本代表とは・・
サッカーオリンピック男子日本代表はU-24(24歳以下)の選手で構成する必要があります。(女子は年齢制限はありません)
ただしOA(オーバーエイジ)枠として25歳以上の選手の選出が3人だけ認められています。
毎回このOA枠に誰が選ばれるかが話題になり、サッカーファンの間では議論の的となることもしばしばです。
今大会ではDF(センターバック)の吉田麻也選手、DF(サイドバック)の酒井宏樹選手、MF(ボランチ)の遠藤航選手がOAとして選出されています。
OA枠の選手とU-24の選手の融合が上手くいくかどうかが試合を左右する大きなカギとなります。
そのことをふまえて、終わったばかりのホンジュラス戦のマッチレビューにいきます!
U-24日本代表 VS U-24ホンジュラス代表
試合詳細:7/12(月)19:30 KickOff ヨドコウ桜スタジアム
試合結果:3-1
日本
13分 吉田 麻也
40分 堂安 律
85分 堂安 律
ホンジュラス
65分 オウンゴール
印象に残った選手
堂安 律選手
2点を奪う大活躍でした。堂安選手はA代表でも活躍している選手です。以前はゴール前でボールを長く持ちすぎてシュートまで辿り着けないことも多いイメージでしたが、今回は少ないチャンスをピンポイントで活かして2点を決めました。余裕すら感じられてなんだか大人になったな~なんて思ってしまいました。前線での守備にも積極的に参加していてチームに欠かせない存在でした。
田中 碧選手
つい先日川崎フロンターレからドイツ2部のデュッセルドルフに移籍したばかりのボランチの選手です。守備・攻撃とポイントとなる場面に多く顔を出していました。OAの遠藤航選手とのバランスがとにかく良いです。遠藤選手が攻撃参加しているときは低めの位置で守備していました。田中選手自身も正確なキックで攻撃参加もしていました。ミドルシュートが武器なので、本番ではゴールを見たいです。
林 大地選手
元日本代表の岡崎慎司選手を彷彿とさせるFWの選手です。泥臭いプレーが持ち味とのことで、攻撃のシーンで何度も顔を出していました。惜しいシュートも何本かありました。できればゴールが見たかったです。岡崎選手のように日本代表を救うゴールを量産して欲しいです。
全体感想
前半はボールポゼッション(ボール保持率)も高くて細かいパスやくさびの縦パスもたくさん通っていました。その中でセットプレーで1点、流れの中で1点を取り、無失点で折り返しました。DFからFWまで全員がスムーズに連動していた印象です。後半は相手が大量に選手を入れ替え、アグレッシブにボールを奪いにきました。するとパスが回らなくなり、イージーなパスミスも増えてしまっていました。その中でのオウンゴールでの失点でした。マークがずれて守備が後手後手に回ってあれよあれよという間に失点という良くない流れでした。2-0からの失点が一番怖いです。1点取られてもう1点とられたら同点になってしまうというプレッシャーからかふわふわしてうまくいかなくなることが多いのです。しかし今回も同点に追いつかれてしまうかと思いきや途中出場の相馬選手のクロスから堂安選手が3点目を入れてくれました。その後選手交代はたくさんありましたが危なげない試合の終わり方でした。
今試合のうめはな的MOMは冨安 健洋選手です。
オウンゴールでの失点に絡んでいますので、MOMに選ぶべきではないのかもしれません。けれど相手のチャンスの芽を確実に摘んでいましたし、カウンターになりそうな場面でも冨安選手が力強い守備で止めていました。足が速くて、キックも正確、体も強いのでとても頼もしい選手です。オリンピックでの活躍を期待して今回のMOMと致しました!
ホンジュラスはグループステージで戦うメキシコを想定したチームでした。メキシコより背が高く、守備や攻撃もメキシコに匹敵するほどとてもうまいチームでした。U-24の選手とOA枠の3選手もうまく融合していて連携のとれたとても面白い試合でした。オリンピック本戦の前にU-24スペイン戦がありますので、そこでさらに連携を深めてオリンピックでメダルを取ってほしいと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
オリンピックに向けて試合が増えていきますので、記事を書いていきたいと思います。