うめはなつづり

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じゃあ、あんたが作ってみろよ 第2話 感想 鮎美は「忍耐女」なのか

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※この記事はネタバレを含みます

 

第2話は鮎美のお話

 

子どもの頃鮎美は母と姉を見て「自分はそうなりたくない」と思って

『愛され続ける努力』をしようと決心しました

 

『結婚して家庭を持って安定した人生を送るのが夢』の鮎美

 

鮎美もまた勝男に負けないくらい化石女

 

男に振り回される母と姉を見て

『私は男に愛され続ける女になる』って考えになるのか…

 

私は男がいてもいなくても幸せになれる女になろう!

となってもよさそうなのに

あくまで自分は『男(第三者)に幸せにしてもらう』側なんだよなあ

主導権は相手だから結果的に振り回されちゃうよね

 

美容師さんの自由さに憧れてチャラめな場所に身を置いて

自分を解放して楽しそうな鮎美

それが本当に彼女の心に合った環境なのだとしたら

勝男との生活はよほど辛かったに違いない

でもそれは勝男は1mmも悪くないよね

そういう幸せを自分で望んだんじゃないの?

 

「忍耐女」って被害者みたいに言うのはちょっと嫌だな

ちょっとモヤモヤ

 

美容師の渚夫婦は自分の人生をしっかり歩んでいる立派な大人

勝男と正反対の価値観の人と一緒にいるだけで成長した気分になれるのかな

でも渚夫妻は鮎美と深くは関わろうとはしていないように見えます

ほかに頼れる友達も家族もいないようですし

確かに鮎美は孤独

それも友だちなんていらないと恋愛に全ベットして

母や姉を下にみていたきたツケが回ってきただけなので

勝男のせいではないような・・・

 

お酒の件にしても

勝男が「女の子は皆お酒が弱いと思っているタイプ」だから

理想のタイプでいるためにお酒飲んでこなかった

そう言っていましたが

たぶん勝男は口に出しては言っていなくて

鮎美がそう思い込んで(決めつけて)そう行動してただけのような気がします

 

実は2人は結構似た者同士なんだな

 

鮎美がお酒強い自分を出せる相手が

皆会ったばかりの人たちというのが切ない

 

対して勝男は周りの人に恵まれています

合わない、受け入れてもらえないかもとわかってても

意見してくれる人の存在って本当に大切

 

ホルモンとコークハイも

めんつゆも顆粒だしも

勝男は受け入れてた

自分で試して良いと思ったものは

意固地にならず受け止められる人なんだよ勝男は

そして食べたい筑前煮のために

毎日毎日努力できる人でもある

 

「理想の相手に幸せにしてもらう」という考えの鮎美の理想に

知らず知らず合わせていたのは勝男も同じだったりして

 

実は鮎美が筑前煮に顆粒だしを使っていたということがわかったときも

鮎美を責める言葉は一言も出てこなかった

 

鮎美も

「顆粒だし使ってるよ。顆粒だしもおいしいでしょ。」

「私お酒好きだよ。飲めるよ。弱くないよ。」

って言えばよかったんだ

 

そう思ってしまうのは私が2人の本心を知っているからなんですけどね

嫌われたくないと思って取り繕ってしまう気持ちもよくわかる

 

出ていった鮎美を追いかけた勝男

鮎美が酒屋でテキーラを勧めてくれたミナトに抱きしめられているのを見てしまいます

 

鮎美!それでいいのか!

結局自分の価値観を恋愛においてしまって良いのか!

もちろん恋愛が真ん中に来る人生もめちゃくちゃありだと思いますが…

せっかく自分の価値観を見つめなおすチャンスなのに

自分の幸せって簡単なようで難しいですよね

 

そして勝男の方にも新たな出会いが

マッチングアプリで知り合った椿と会ったようです

 

2人とも幸せになってほしい!!


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